2011-07-13 23:36
いちご組のテラスで育てているミニトマト。
これまで、お世話係さんが、水をあげながら大切に見守ってきました。
最近は、いちご組のテラスにプールが出現して、暑~い日でも水遊びをしながら、せっせとお水やりに励んでいました。
スズナリになったトマトの内、4つが真っ赤に熟し、今にも手がでてしまうのをガマンして、もっと甘~くなるのを、まっていたのです!!
プールの中からうっとり赤いトマトをながめている姿は、本当にかわいかったです。
ところが事件は起こりました。土日の間に赤いトマトがなくなっていました。
月曜日いつものように~水遊びを始めると、「あっ赤いトマトがない!!」子どもたちは大騒ぎ。
水遊びの時以外、誰も来ないいちごのテラス。「犯人はお空から?」というわけで、「鳥さんが食べたのかな?」 「鳥さんも暑い毎日、ご飯がなくて困っていたのかな?」との担任の言葉に、子どもたちも鳥の気持ちを考えはじめたようでした◎
「鳥さんはお買い物に行って食べ物を買うことはできないの、だから一生懸命食べ物を探していたのでは…」と担任が言うと「だって鳥さんはお金がないもんね」いちごさんも真剣に返してきます。
…というわけで、赤い大事なトマトだったけれど、お腹をすかせた鳥さんにわけてあげることで、納得した心の優しいいちごさんでした。
ちなみに、4つの内 の2つはT先生が、冷蔵庫に保護してくれていたことがわかり、ホッとしてその2つのトマトを思わずなでなでしてしまった子どもたちでした。
今は緑色のトマトに向かって「赤~いトマトにな~れ」とみんなで真剣に念じている毎日です。
IH